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フェルメールからのラブレター展(・・・と、地震)

手紙をテーマにした3つのフェルメールの作品。
なかでも修復を終えた「手紙を読む青衣の女」のラピスラズリの青の色が美しい。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/11_loveletter/index.html

衣服や調度の描写が超写実的な17世紀オランダ絵画にあって、フェルメールが他の画家たちと違うところは、光と陰影を描いている点ではないだろうか。

それは印象派の明るい光ではなく、雲の隙間から漏れた光が、厚いステンドグラスを透って室内に射す光。
ものの輪郭は空気に溶けてあわいも定かではないが陰影は深い。

フェルメールの作品は2000年に大阪市立美術館で5点、都内で公開されたものもほぼみているので、36点といわれる作品の半分はみている。

もちろんこの映画も公開時にみました。
「真珠の耳飾の少女」
(2002年イギリス・アメリカ・ルクセンブルグ合作)
3387_s3img_b.jpg
フェルーメール家の下働きの少女役のスカーレット・ヨハンソンが初々しく、やはり光と影をとても意識した映像だった。

この『真珠の飾の少女』と『真珠の飾りの少女』が相次いで東京で展示される。

 ▽「真珠の首飾りの少女」=国立西洋美術館「ベルリン国立美術館展」(6月13日~9月17日)。

 ▽「真珠の耳飾りの少女」「ディアナとニンフたち」=東京都美術館「マウリッツハイス美術館展」(6月30日~9月17日)。

フクシマのあと放射能汚染を懸念して日本への貸し出しをキャンセルされた美術品もすくなくない。
フェルメールのような世界的に貴重な作品(門外不出としている美術館も多い)が、現在の東京で公開されることを不思議におもっている。
放射能汚染だけではない、日本の地震リスクが非常に高いと発表されているからだ。

世界的名画といわれる作品が東京にあるとき、云われているような深刻な地震はおきないのではないかと、なんの根拠もないけど勝手におもっている。



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