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お茶のゆくえ  2

初夏に新芽を摘んだお茶の葉は一年分が茶壷に保存され、11月の口切りの茶事で封が解かれる。
11月は茶の湯の正月ともいわれ、口切りはきわめて重い茶事である。

茶壷には由緒ある伝来物などがあてられ、和紙と口覆いで厳重に封がされたうえにさらに組紐で複雑な飾り結びが施されて《まんがいち他人が解いたら知れるように》、大事に保管される。

この壷を持つときは掟があって、10本の指を広げて指の先だけで、手のひらや指の腹があたらないように左右から壷の胴を挟むようにして持つ。手の温度で茶の質が変化するのを嫌うようだ。

茶事では茶壷はまず床の間に飾られ、客の拝見を受ける。
亭主が客の前で茶壷の封を切り《口切り》、お茶を取り出し、懐石をふるまうあいだに水屋で石臼で挽かれ、初めてその年のお茶を味わうことができる・・・
                     *
お茶のセシウム汚染ばかりか、TPPに参加しては日本の伝統文化はどうなることだろう。


お茶のゆくえ (09/04)



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